ようこそ開智望小学校へ
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
いよいよ開智望小学校での生活が始まりますね。みなさん、ドキドキわくわくしていることでしょう。ぼくも、入学したときは、不安でいっぱいでしたが、先生方や友達のおかげで、楽しい学校生活を送ることができています。
今日は、みなさんに、ぼくが望小学校でよかったなあと思うところを、3つお話したいと思います。
1つ目は、勉強の楽しさに気づけたことです。
望小学校には、自分の疑問を大切にしながら、自分で考えて、自分で答えを出していく探究という学習があります。ぼくは、1年生の時に、電車のつり革には、丸や三角があるのに、なぜ、四角い形はないのかについて、探究しました。昨年の4年生では、車から出ている二酸化炭素を減らして、地球温暖化を防ぐにはどうしたらよいかを探究しました。自分の予想と違っていたり、次から次へとわいてくる疑問を解決したりすることで、自分の世界が広がるのがとても楽しいです。
英語の学習もたくさんあります。ミュージックやアートでは、ダンボールを利用して、自分の将来の夢を形に表し、そこに懐中電灯や豆電球で光をあててみました。そして、作ったものを友達に英語で発表しました。
2つ目は、自分たちで考えて計画を立て、それをみんなで協力しながら実行しているところです。
月ごとの生活の目標や行事も、自分たちで考え、計画を立てて、活動しています。そのつど振り返りもしっかり行い、次につなげています。
3つ目は、2年生から5年生といっしょに、ホームで生活するので、友達がたくさんできるということです。
ホームでは、5年生が中心になって、みんなが仲良くなれるようにレクリエーションの計画を立てたり、望発表会に向けて劇づくりをしたりして楽しくすごしています。ホームのみんなもとてもやさしいです。みなさん、分からないことがあったら、何でも聞いてください。
最後に、ぼくが、4年生の3学期の国語の時間に作った詩をみなさんに贈ります。
季節
春だ
桜の葉が 喜びを運んでくれる
桜の花びらが 応えんしてくれる
夏だ
太陽の光が 窓のすき間に差し込んでくる
太陽のオレンジ色が元気を与えてくれる
秋だ
黄色、赤色、茶色の枯れた葉が絵画みたい
その葉っぱたちが はげましてくれる
冬だ
白色の雪が 太陽の光できらきらしている
積もった雪が楽しい気分にしてくれる
季節がみんなを勇気づけてくれる
自然も、友達も、先生方も、みなさん一人一人を勇気づけてくれます。
みなさんのまわりのものすべてが、みなさんの味方です。安心して望小学校での生活をスタートさせてください。
そして、ぼくたちと一緒に楽しい思い出をたくさんつくっていきましょう。