実施計画書は、企画を知らない人たちに「この企画を通した自分たちの活動目的」や「この企画によってどのような結果が想定されるか」など、委員会としての活動趣旨を伝えるための書類です。
もちろん計画書が承認されないこともあり、子どもたちは悔しい想いをしますが、「もっとうまく伝えるためにはどう書いたらいいのか」「目的に対しての活動内容は本当にこれでよいのか」など、相手意識を持ちながら何度もチャレンジします。国語や探究の授業では、常に相手意識を持ちながら創作するように指導しているため、子どもたちの身につけたスキルを発揮する場としてもとても有効です。
企画・計画・実施・振り返りを繰り返しながら、自分たちが行動を起こすことで環境を変えることができるという体験を積み重ね、高学年としての責任感や協調性を育みます。