いのちの授業
5年生担当の江口です。
今週、望小学校では授業公開ウィークとして、多数の保護者の方々が学校に訪れています。
そんな中5年生では、龍ヶ崎済生会病院 産婦人科の陳 央仁先生を特別講師としてお招きし、「生命の誕生とその大切さ」について学びました。
望小の毎年恒例の行事となっているいのちの授業ですが、なんと今年は初めての試みとして、保護者の方も参加しての授業となりました。
はじめに、辺見校長代理から講師の陳先生の紹介がありました。
陳先生はこれまで5000人以上の赤ちゃんを取り上げた経験をもとに、
年間に100校以上の学校を訪れて、いのちの大切さについての授業を行っているそうです。
小学校だけではなく中学校や高校、大学でも行っており、Youtubeでも講義の動画がみられるようになっています。
陳 央仁先生のお名前で検索をすればヒットしますので、ぜひご覧ください。
さて、まず思春期についてのお話がありました。
「思春期に人は大きく変わっていく」「中学生は大人へと変化する時期」「変わっていくことは良いこと」と聞きました。
陳先生の「親友と共に行う、自分探しの旅こそが思春期である」というエールは、
これから思春期を迎える5年生を強く勇気づけたかと思います。
そして理科や家庭科で習った命の誕生の話、
障がいや病気があっても自分らしく生きている人たちの話、
陳先生が関わった赤ちゃんの話を聞いて、
5年生は驚いたり、悲しんだりと忙しく、メモを取る手が止まりません。
陳先生の関わった妊婦さんのお話を聞いた5年生は涙ぐんでおり、
自分はご両親やたくさんの家族に愛されていること、
何よりも自分の命の大切さを心で理解したことだと思います。
陳先生の講義の後は振り返りを行いました。
子どもたちの書いた振り返りをいくつか紹介させていただきます。
「また講義に来て欲しいです。もしまた会えるのであれば、その時までに親などに感謝を伝えてからお会いしたいです。来年の5年生もよろしくお願いします。」
「命の大切さや生きる感謝、産んでくれた人、家族に愛されている事などがよく分かる、とてもためになる講演でした。これからも、家族(お母さんやお父さん)や命のリレーに関わった人たちに感謝して日々を送っていこうと思います。聞けてよかったです。本当にありがとうございました。」
「面白かったです。特に、陣先生の説明が面白くて内容もしっかり頭に入りました。自分のいのちの大切さも知ることができました。もうすぐ誕生日で、お母さんに「産んでくれてありがとう」と言いたいです。今回は素敵な公演ありがとうございました。」
保護者の方々の振り返りも一部ご紹介します。
「毎日忙しくなかなか生まれた時のことを思い出すこともなかったので、本日色々思い出すことができて良かったです。」
「短時間で書ききれませんが、とても大事なことを思い出す良い機会でした。」
「本日は貴重なお話を聞くことができて、とても参考になりました。生まれた時の気持ちを改めて思い出して涙が出ました。11歳になってできないことばかりに目がいってしまっていましたが、今元気でいてくれていることに感謝で、反省しなきゃいけないなと思いました。」
私自身も忙しい毎日にかまけて、本当に大切なことを見失っていました。
教育者として、何よりも一人の人間として、両親に感謝しながら、「命のリレー」を繋いでいこうと思います。
学校見学等、随時受け付けております。
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