本日の授業は「かけ算とはなにか」の理解を深めるために、教科書の絵を見ながら説明を考えました。
「ゴーカートに乗っている人は何人ですか?」
と聞くと、1、2、3、4……と数えます。
「もう少し早く数える方法は?」
と聞くと、
「先生がFWで数えていたみたいに2飛びで数える!」
と反応しました。
「なるほど、まとまりで考えて数えていくと数えやすいね」
2人のまとまりで考える意識づけを行ったら、説明を考えます。
「まとまりで考えると数えやすいね。そのことがわかるように説明を考えてみようか」
ジェットコースターに乗っている人数を○を使って表現して、一つのまとまり(基準量)で囲んで、図で表現してみたり。
「同じ数がいくつ分になるから何人です」と言葉を使ってみたり。
習ったかけ算をさっそく使って「○×□」と表現してみたり。
基準量がいくつ分集まっているかを表現するとともに、演算記号を使って簡便に表現できる良さを感じ取ってもらえていたら、今日の授業はばっちりです。
「どんな授業がいい授業だろう」と悩む毎日ですが、一生懸命に取り組む子どもたちに支えられているなと今日も感じました。