12月のPYP全校集会
募集広報部の洞口です。
月曜日の今朝は、PYP全学年による全校集会で1週間がスタートしました。
開智望小学校では、登校したら体操服に着替えます。
そのため、全校集会も体操服で行います。
司会進行は、代表委員会の皆さんです。
始めに、各委員会から発表がありました。
代表者は5年生だけでなく、4年生が活躍してくれることもあります。
堂々とした発表で、聞く人たちの態度も素敵でした。
各委員会からの発表の後は、辺見校長代理先生からのお話です。
リボンのついた、紙袋を持っての登場に、みんなソワソワ。
何だろう、クリスマスが近いからもしかして…。
言葉には出さなくても、キラキラした目がそんなふうに言っていました。
袋から出てきたのは、
タオル・えんぴつ・消しゴム・赤白帽子・制服のズボン(どうやって帰ったのでしょう!?)・体操着袋・定規…などなどです。
そう、職員室に届く落とし物だったのですね。
先生からのお話では「self management」について、みんなで考えました。
1つ目は、「どうしたら落とし物、なくしものをしないだろう」
2つ目は、「もし落としたりなくしたりした時のために、何をしておいたらいいだろう」
みんなからは、「学校に必要のないものは持ってこない」「自分のもとに帰ってくるように、名前を書いておく」など、たくさんの意見が発表されました。
私たちは日本という、物にあまり困ることのない国に住んでいます。
今回の袋の中身は「落とし物」でしたけれど、子どもたちの貧困が問題になっている国では、立派なプレゼントになるくらい、きれいな状態で持ち主がわからなくなっていました。
落とし物というのは、自分たちだけの話ではないのですね。
これをきっかけに子どもたちが考えてくれると嬉しいなと思います。
全校集会の最後は、表彰です。
今回もたくさんの子どもたちが表彰されました。
文科系のものから運動系のものまで、多岐にわたります。
学校でも学校外でも、自分の得意を伸ばしてのびのびと成長していく子どもたち。
望小学校にはその環境がそろっているなと改めて感じました。
これからも期待しています。
学校見学等、随時受け付けております。
右側リンクからお進みください。