２年生担任の植田です。

　２年生では、生活科で「おもちゃランド」に向けた準備に取り組んでいます。

　おもちゃランドとは、２年生が１年生を招待して、２年生が作ったおもちゃで１年生に遊んでもらうというものです。どうしたら１年生を楽しませることができるのかを真剣に考えている姿が見られます。そして何より、自分たちがとても楽しそうにしている姿が見られます。人を楽しませるためには、まず自分自身が楽しむことが大切なのだと子供たちの姿から実感させられました。

　「パンフレットがあったら喜びそう。」

　「会場図があったら１年生がわかりやすそう。」

　人を楽しませるために、相手の視点に立って意見を出し合う姿も見られました。相手の考えていることを１００％理解することは不可能かもしれませんが、相手の立場に立ち、「こうされたら嬉しいだろうな。」「こんなことを言われたら嬉しいだろうな。」と想像することはできます。もちろん、相手のことを一生懸命考えた上での言動であっても上手くいくこともあれば、上手くいかないこともあります。

　try＆errorの繰り返しに加えてreflectionもきちんと行い、人の笑顔を生み出し、引き出すことができる人たちになってほしいなと思います。失敗が許される、失敗をも楽しめるそんな空間を日々子供たちに提供できたらなと思います。