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第4回動物愛護週間 Ver.1

アメリカのHumane Society University に承認された、Humane Education Specialist(環境・人道・動物愛護教育者)の資格を持つ、英語科のヒロエです。

 

開智望小学校は、今年で第4回目の動物愛護週間を迎えました。教員1人で細々と始めた行事が、今年は4年生が動物愛護愛好会を立ち上げ、子どもたちが自主的に企画運営する大きな行事に育ってきています。1学期の終わりからほぼ毎日、20分休み、昼休みの両方を使って活動してきました。

 

 1日目 オープニング 

「ペットについての○×クイズ」

 

 子どもたちはiPadを使って、スライドを作成して問題を出しました。参加してくれた子どもたちは頭上で○×を作って、クイズに答えました。問題は犬や猫の飼い方や行動に関する問題ばかりではなく、インコに果物をあげてよいかなどの問題も含まれていました。ちなみに答えは△でした!果物の量によるそうです。

 

 このクイズの目的は、最後まで責任を持って命あるペットを飼育する(終生飼育)ことを伝えることです。捨てられたペットは最終的には殺処分になってしまう現実を、子どもたちは一生懸命に訴えていました。

2日目 ディベート

「ペットを飼うか、飼わないか、どちらでもよい。」


ペットを飼う派はかわいいし、癒しになると言っていました。

 ペットを飼わない派は小さい時はかわいくても、大きくなるとかわいくなくなって、途中で捨ててしまう無責任な人がいるから、ペットを飼うのはやめた方がいいと言っていました。

 どちらでもいい派は、ペットはかわいいし、飼いたいけれど、自分達より先に死んでしまいあとで悲しい思いをするから複雑だと言っていました。

 どのグループの意見の根底にあったのは、ペットの命を大切にしたいという思いやりでした。約70名の子どもたちが昼休みの10分間という短い時間の中で、それぞれの思いを共有してくれました。

 結論はいかに?望小学校の子どもたちはペットを飼う派が大多数でした。

 ペットは最後まで家族として、かわいがってあげてほしいです。

動物愛護週間の続きは、来週のブログでもお伝えします。

学校見学等、随時受け付けております。

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