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感性を育て、言葉で表現する

 募集広報部の中家です。

 本日はふたつの国語の授業にお邪魔してきました。

 2年生は現在「お手紙(がまくんとかえるくん)」という作品を扱っています。この作品では、各場面の意味を読み取り、想像しながら音読劇を行ったりします。

 今回の授業では、「どうしてかえるくんはお手紙の内容を話してしまったのか」というテーマに迫ります。

 

 作品の中でかえるくんからのお手紙がなかなかがまくんに届かない。それでがまくんが落ち込んでいることを察したかえるくんが、「そのお手紙を出したのは僕なんだよ」と内容を話してしまう。そんな場面があります。

 

 子どもたちは手紙が届くのをずっと待っているかえるくんの行動を文章の中から探します。するとかえるくんは3度も郵便受けをのぞいていることがわかりました。

 

「早く手紙が来てほしい」

 

 そんなかえるくんの思いを物語の中から読み取ることができました。

 読み取った感想もしっかりとノートに書いて、先生に見てもらっていました。

 もう一つは4年生の「感動を言葉に」という内容です。

 子どもたちに、

 「ニンジン」

 という、まどみちおさんの詩の意味を問いかけます。

 子どもたちは自由に発想します。

 

 「おふろあがりにニンジンを食べたんだよ」

 「ニンジンがお風呂あがりなんだ」

 「ニンジンは人で、土の中からでる様子とお風呂から出る様子を重ねたんだ」

 

 こんなに短い言葉なのに、まどみちおさんがどんなことに感動したのか、イメージを膨らませていく面白さを子どもたちも実感します。

 自分の感動を詩で表してみようと投げかけると、鉛筆を握りしめて、一生懸命に書いていました。どんな詩ができあがるのか楽しみですね。

 どちらも言葉の表現からその裏にある思いをイメージして読み取ったり、同じように表現できるようになったりする授業でした。

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