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【FW Day1】見えないものを学ぶ[6年]

こんにちは。6学年担当の増田です。

今回は、4日間にわたって実施したフィールドワーク(FW)の1日目の様子をお届けします。

6学年のFWでは、「災害・復興・防災」をテーマに、東日本大震災について福島県を舞台とし学習します。

東日本大震災が発生したのは2011年。

ちょうどその年に生まれた6年生たちは、震災について見聞きしたことしかありません。

出発式で渡辺校長先生から、「見えるものを学んでくるのは当たり前。ぜひ、見えないものを感じ、学んできてほしい。」激励されました。

 

福島に到着してまず訪問したのは、いわきを代表する総合施設、「いわき・ら・ら・ミュウ」です。

施設の入り口でまず目に入ったのが、震災時津波が到達した際の高さの表示です。

数字で「3m」と聞いていたより、実際に目にするとその高さが際立ちます。

ここでは、新鮮な海の幸を味わえるレストランや魚介類市場で、震災当時のことをインタビューしました。

はじめて被災者の皆さんとコミュニケーションを取る中で、震災が実際に起こったものなのだという実感を強めていきます。

続いて訪問したのは「アクアマリンふくしま」です。この水族館は、震災と津波の影響により、約9割の生物が死滅してしまいました。

子どもたちは、施設の人から生々しい被害を教えていただく中で、当時のことを精一杯想像します。

震災当時の必死の思い、他の水族館のあたたかい協力など、人と人とのつながりを感じることができました。

ホテルに帰ってからは、1日の振り返りを行います。

生まれる前に起きた震災。もしかしたら、当時のことはなかなかわからないかもしれません。

それでも、わかろうとして必死に考えるからこそ、感じることができることが、この地にはあるはずです。

「見えないものを学ぶ。」これをテーマに、残りの3日間も福島で学びます。

2023年度 6学年 FWの様子