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エキシビションを振り返って

教頭補佐の樋口です。

3月4日土曜日にPYPのエキシビションが行われました。

エキシビションのクロージングで話をしたことを本日は紹介します。

 

「探究」のよさが表れたエキシビションでした。では、単に探究をすれば子どもの資質・能力は伸びる、育つ。それは少し違うと考えています。

 

一時期、「読み聞かせ」が子どもにとてもよいということで、様々な場所でその取り組みが行われてきました。「読み聞かせ」がとてもよいのは私も感じていました。ただ、「読み聞かせ」をやみくもに行ったところで、子どもの読書好きには限界があります。

 

私に国語の授業を教えてくれた先輩は言っていました。

『読み聞かせに効果があるのは、安心できる場所で安心できる人から、本を聞かせてもらうからで、例えば、寝る前に本を読んでもらうのが待ち遠しくなったり、同じ本を何回も読んでもらいたくなったりするんだわ。だから、いくら本を読むのがうまい人がいても、とっても良い内容の本があっても…』

 

というのを思い出しました。

 

開智の探究は、これまでの積み重ねと、IBの要素と、教員も子どもと一緒に学ぶ探究であると自負しています。ものの見方と考え方を交流しながら、思考を積み重ねることで難しいテーマにも自分なりに捉えていくことができます。今回、その成果が見られ、これまで指導してきていただいた子どもたちを囲む方々、環境に感謝です。

 

いつもは理科を中心に教えていますが、エキシビションの日には「探究すること」のよさを感じ、来年度も先生方と一緒に学んで、今回の経験を還元していていきたいと思いました。

 

学校全体で取り組んだ数多くの装飾、応援に囲まれて、大きな財産となる1日でした。

 

追記

エキシビションですれ違う子どもたちに

「今回のエキシビションを通して伸びたATLスキルは?」

と、こっそり聞くと、

「Commnication Skillsです。なぜなら、質問されたことにその場でしっかり答えることができました!」

実際にお客様と対面できたエキシビション、本当に良かったと思います。

 

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