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[PYP]笑顔いっぱいの運動会

3年生 学年競技決めについて

 

先日、運動会が無事に終わりました。

 

今年度の3年生の学年競技では、「障害物競走(Obstacle course)」を行いました。

今回の記事では、どのような流れで、学年競技の内容が決まり、本番を過ごしたのかを紹介します。

 

まず、各クラスで競技決め係を選出しました。

最初の集まりでは、「どういうめあてで運動会をやるのか?」「どんな競技をやるのか?」という問いのもと、学年での運動会のめあてと、それに合わせた学年競技を決めました。

めあては、「①ぜんいんがさんかできる ②けがをしない ③自分たちも見ている人もたのしめる ④ぜんいんときょうりょくして作り上げる!」の4つと決まりました。

学年競技はこれらのめあてに合わせて、話し合いながら決めて行きます。

子どもたちは、「2人組でやる競技にしたら協力できるよね」「普通のバトンだと見ている人もつまらないから、バランスボールにしよう!」などさまざまな視点から意見を出していきます。

話し合いを重ね、最終的には「障害物競走」に決まりました。

さて、2回目の集まりでは、「具体的にどういう競技をやるのか?」「どういう道具が必要なのか?」について考えていきました。

通販用のカタログやインターネットの通販サイトとにらめっこをしながら、4つのめあてに合った競技と道具を選んでいきました。

 

またその際に、子どもたちの中から自発的に「クラスの皆への競技の説明は私たちがやってもいい?」という言葉が出てきており、主体性をもって運動会準備に臨んでいる姿が見られました。

学年練習では、競技決め係が中心になって道具の用意や、競技の説明とお手本を見せていました。

苦労しながらも、「みんな楽しかったと言ってくれて、よかった」と本番に向けて充足感をもっていました。

 

運動会当日、保健委員会の4・5年生が手の消毒をしてくれます。

少々緊張した面持ちで、除菌をしてもらいました。

いよいよ始まります。競技決め係の用意した原稿のアナウンスと共に、入場しました。

クラス対抗ということで、応援の熱気は高まるばかりです。

 

仲間を鼓舞するため、みんな全力で声をかけ続けています。

バトン代わりのビーチボールを抱えて走ります。

さまざまな障害物を2人組バディで協力して、次々と乗り越えていきます!

本番は、大成功!

 

体育委員会や他の委員会の4・5年生の力を借りながら、なんとか無事に全員ゴールすることができました。

負けたチームも勝ったチームも、お互いの健闘を祝福しながらの退場となりました。

 

運動会の翌々日、学年競技決め係のリーダーさんにインタビューをしました。

「責任を感じて大変だったけど、代表という立場になれて嬉しかった。大変だったことは、周りの人に指示を出すこと。意識したことは、運動会のめあてと学年のめあてを達成すること。自分はめあてを達成できたと思うけど、周りのみんながどう思うか知りたい。来年4年生になったら代表委員になって、これまでの代表委員のように学校をもっと良くしていきたい。」

 

と非常に充実した様子でした。

 

3年生は7月にフィールドワークを控えています。

今回の運動会を足掛かりにして、全員の成長に繋げていきます。