Exhibition

Exhibitionは、国際バカロレア教育において「PYPの集大成となる学校行事」と位置付けられており、本校では、今までの探究、教科の学習、個人探究から得た知識・キーコンセプト・ATL(5つのスキル)・国際バカロレア教育の学習者像をどのように理解したのかを発表する学びの機会としています。

 

今までの学びを包括した内容をメンター(Exhibition指導教員)とともに整理し、考え、まとめていきます。その上で、子ども一人ひとりが自分の考えに対するセントラルアイディアを考え、プレゼンテーションを行います。

 

これまでに発表した内容としては、「プログラミングで自動運転を創作する(How the world works)」、「絵画と画家の哲学(How we express ourselves)」、「多様性のある社会の実現と人権(Who we are)」、「紛争と世界平和(Sharing the planet)」、「科学技術と社会の発展の関係(How we organize ourselves)」、「首里城にまつわる沖縄の歴史(Where we are in place and time)」など、PYPの6つの教科の枠をこえたテーマと関連性を持ちながら、多岐にわたるテーマを子ども一人ひとりが設定し、探究しています。

 

国際バカロレア教育においてはプログラムの最終年次に、集大成の学習発表が設定されています。PYPではExhibition、MYPではPersonal Project(パーソナルプロジェクト)、DPではExtended Essay(課題論文)を実施しますので、Exhibitionは、子どもたちにとって初めての総括的なプロジェクト発表になります。