教科の特色

体育科では、ものごとに主体的に取り組む態度や姿勢を育てるために、準備体操や授業で行う単元ごとのルールを子どもたちと身体を動かしながら考えます。

「走る」「投げる」「跳ぶ」などの動作に対して、「どうしたらもっと速く走れるだろう」「どうしたらボールがもっと遠くに飛ぶのだろう」といった疑問について思考する探究型の学びを活用して、より深く自分の身体を知る機会を設けます。

 

3年生からは保健の学習を行い、自身の習慣や成長に伴う身体の変化を学び、実生活と関連付けて心の成長に合わせた学習をします。

また、週1時間の異学年体育や運動会を通して、自分と他者の異なる視点を持てるようコミュニケーションスキルやソーシャルスキルを育みます。

 

そして何よりも、その学年、その子に応じた「楽しむ」経験を積み上げていきます。

指導のポイント

身体能力の向上のみならず、体力面や精神面での成長も大切にした授業を行っています。

体育の授業を通して、スポーツをより身近に感じ、子どもたち同士が楽しく満足度の高い環境を作り出し、オープンかつ誠実な姿勢で運動技能の向上に励める学びの場を目指しています。

 

3分間走やリズム縄跳びなど、体力増進を目指した活動に取り組む一方、勝敗や目的を持った競技性の高い運動や競い合うスポーツ活動を通して、互いを尊敬し、学び合えるスポーツマンシップの精神を育みます。

また、鬼ごっこやリレーなどの記録競技では自身の走り方や理想のフォームの分析を通して、体を動かすときのコツや発見を導く力も同時に養います。

 

体育に限らず、何事においても、目標を実現するためには失敗や困難に負けない強い心とチャレンジ精神が必要です。本校では、一人ひとりの「得意」を伸ばし、子どもたちのやる気を高める体育の授業を行います。