2023年度動物愛護週間
去年度から動物愛護同好会が立ち上がり、望小学校動物愛護週間のイベント実施のため約2か月間ほど集中して活動しました。今年度は異学年(3~5年生)のメンバーで計画を立て、イベントを実施しました。リーダーである5年生たちは昨年度の経験を活かしながら、下級生に運営方法をアドバイスしていました。
それでは、動物愛護同好会が企画運営したイベント内容をご紹介していきましょう。
1日目 オープニング
動物の生態、ペットの飼い方などの〇✕クイズを行いました。主に3年生が中心となり、毎日昼休みに集まって、問題を考え、すてきなスライドを作ってくれました。例えば犬や猫が人間の食べ物(チョコレート)を食べてもいいかなどの質問が出ましたが、正解率は50%ぐらいでした。犬も猫も中毒を起こすので、チョコレートはあげてはいけません!
最終打ち合わせ中
真剣に話し合っています。
立派にやり遂げました!
2日目 ディベート
ペットに赤ちゃんを産ませるか、産ませないか(避妊、去勢をすべきか)について、ディベートを行いました。低学年の子どもたちの大半の意見は「ペットの赤ちゃんはかわいいから、産ませたい。」と言っていましたが、高学年になると「ペットが余っていて殺処分になっている。」という現状に目を向けたり、「余剰供給になっているから、ペットはペットショップから買わずに、里親になるべきだ」という現実的な意見を出してくれました。
賛成派
反対派
どちらでもよい
3日目 読み聞かせ
殺処分に関する読み聞かせが行われました。信じていた飼い主に捨てられ、「ドリームボックス」という殺処分機で窒息死させられるペットのお話です。この本の中には、ペットにも感情があり、終生飼養するのが飼い主の義務だと書かれています。
読み聞かせの後、昨年度の殺処分数、理由(飼育放棄等)を子どもたちに伝え、未来を変えられるのは若い子どもたちだと語りました。
4日目 クロージング
子どもたちは犬や猫の形をしたメッセージカードに動物たちが幸せに暮らせるようにと願いを書き、「動物のための願いの木」に飾り付けました。
説明中
願いの木
今回の取り組みの中でメンバーたちは学年を超えて、動物の命を大切にし、人間と動物が共存できる社会の実現のためにがんばりました!来年もがんばってくださいね!
インスタグラムができました。
右側リンクよりぜひご覧ください!