そして、今年の8月、ヒューマンアカデミーロボット教室アイデアコンテストに自身のオリジナルロボットをエントリーしたところ、予選を通過し、全国大会への出場資格を手にしました!
大会は、9月6日(日)にオンラインにて開催され、私たちもかたずをのんで見守っていました。
全国大会には21名の出場者がおり、本当に様々な工夫を凝らしたロボットばかりでしたが
なんと!大内くんは見事MVPを獲得いたしました!
作ったオリジナルロボットは「シャツたたみロボ」という名前です。
私も見ていましたが、わずか3.5秒で1枚のシャツをきれいにたたむことができる、一家に一台欲しくなるようなロボットでした。
大内くんは、「自分がシャツをきれいにたたむことが苦手だ」という経験からひらめきを得て、このロボットの制作を開始しました。
審査員の方々からは「自身の苦手分野をロボットで解決しよう」という発想に対してお褒めの言葉をいただいたほか、ロボットの完成度にも高い評価をいただきました。
大内くんのこれまでの積み重ねが花開き、素晴らしい評価を得られたことはきっと一生の経験となったでしょう。
画面越しではありましたが、彼のにっこりした、そしてどこか誇らしげな笑顔がそれを物語っていたと感じています。
同時に、私たちにとっても「得意を伸ばす」ことの意味を再確認する機会となりました。
得意を伸ばすことで身につく主体的な好奇心、向上心には無限の可能性があり、子どもたちが感じる「もっと知りたい」「もっとやってみたい」などの”もっと”という感覚は、好きなこと、得意なことだけではないすべての学びに通ずる軸となるはずです。
大内くんはその”もっと”を作品としてアウトプットし、その結果、対外的に高い評価を受けました。
大内くんは、MVPとして名前を呼ばれたとき「飛び上がるほど嬉しかった」そうです。
そして、これから作ってみたいロボットはありますか?と聞いてみると少し考えて「また人の役に立つようなロボットを作れたら…」と話してくれました。
今回の経験を生かしてさらに学びを深め、国際社会に貢献するリーダーとなってくれることを期待しています。
大内くん、本当におめでとう!