さて、ここまで代表委員や、各委員長から挨拶、お願いなどがありました。このように望小学校には児童会というものが組織されています。
IBでTDT(Transdisciplinary Themes)として掲げるものの一つに、
How we organize ourselves(私たちはどのように私たち自身を組織しているのか)
というものがあります。
望小学校の児童会には、自ら考え、学校を組織するために関わっている人がたくさんいます。望小学校の代表委員は、自分から立候補し、各ユニットの3年生以上の人から選挙で選ばれた人たちです。
そんな代表委員の人たちや、それを支える皆さんに頑張ってほしいことがあります。それは、望小学校が大切にしている「主体性」です。
自分から進んで勉強する、友達を作る、inquireする、疑問を持つ、解決する。これを主体性といいます。
この児童会という組織、主体性を持って色んなことに気をつけて頑張ってほしいです。
また、望小学校には自分たちで考えて使う児童会予算があります。これはみんなが楽しく安全に仲良くすごすための予算です。それは委員会の皆さんや代表委員のみんなが、こういうものにお金を使おう、こういうものが必要だとアイデアを出して使っていくものになります。全国でも子どもが自ら企画してお金を使う学校はあまりありません。
ぜひ、1〜3年生も、上級生のたくましい姿を見て、自分もそういう姿になりたいと思ってくれたら嬉しいです。
以上、辺見校長代理先生のお話でした。