よくあるご質問

質問回答

出願の際に、家族の写真や受験生の写真は必要でしょうか。

受験生本人の写真は必要です。写真データをウェブ上の受験票の写真貼付欄に取り込んでプリントアウトしてご持参いただくか、受験票をプリントアウトしていただき、写真を貼付してご持参ください。
試験に向けて、家庭ですべきことがあれば教えていただきたいです。

まずお伝えしたいことは、普段と同じ生活をしていただきたいということです。ご家庭での学びを中心に、必要な対策はご家庭の判断でご準備されることをお薦めいたします。あえて申し上げるのであれば、あきらめずに物事に立ち向かう力は、粘り強く問題に取り組む力とつながるので、お子さまが問題に取り組んだり、何かに挑戦したりする場面では粘り強く取り組めるように声をかけてみてください。 また、頭だけで考えるのではなく、パズルやレゴなど実際に手を動かしながら考えるという活動をおすすめしています。そうすると、空間把握力が身につき、簡単に答えることのできない問題に直面したとき、多面的に考えやすくなります。子どものどんな力が伸びているのか、目には見えないので不安に感じることもあるかと思いますが、(もちろん本人の嫌がらない範囲で)継続することは必ず子どもの礎となります。

入試日に本人および家族が発熱、コロナ陽性判定や濃厚接触者に認定されてしまった場合はどのようにされる予定でしょうか?

このような場合は、受験はご遠慮ください。ただし試験の2日前までに本人が陰性であれば、ご受験いただくことは可能です。また計2回の入学試験がありますので、いずれかの日程でご受験ください。

2回目の試験がコロナ感染のため、受験できないことがあれば受験日前までに学校にご連絡ください。

入試の月齢考慮の詳細を教えて頂けると幸いです。

グループを組む際に月齢を考慮した分け方を実施いたします。人数や男女比によって若干前後することがございますが1回目は、4~6月グループ、7~9月グループ、10~12月グループ、1月~3月グループという3ヶ月単位の分け方を例年実施しております。2,3回目の入試は人数によって3ヶ月ごとにグループを組めないこともありますので予めご了承ください。

当日試験の流れ、面接の流れを可能な範囲で知りたいです。

第一志望の方は、事前面接日に受験生面接、自己発信、保護者面接を行います。入学試験当日は、運動、作業、行動観察、ペーパーA,Bの5科目を順番に教室を移動しながら行います。保護者の方は視聴覚ホールで待機し、担当教員がお子さんを誘導します。

コロナ禍における集団テストや運動テストの実施方法や概要について

本校では、公平性を担保し、「みんなで学べるか」という評価基準を重視するため消毒を徹底した上でオンラインではない形式で試験を実施いたします。グループによる教室の移動はソーシャルディスタンスを保ちながらマスクを付けていただきます。運動やその他必要な場合のみマスクを外していただき試験を実施いたします。しかし、コロナウィルス感染拡大の状況をふまえて変更となる場合がございます。

面接や自己発信の流れなど

第1回入試で第一志望を選択いただいた方は、入学試験の当日以前に設定された事前面接日に来校いただきます。自己発信と受験生面接、保護者面接を行います。一般志望の方は自己発信はありません。自己発信と受験生面接、保護者面接を合わせた所要時間は約1時間です。詳しくは募集要項をご確認ください。

第1回よりも第2回の方が合格人数が減り、試験内容が難しくなるのでしょうか。

2回目の方が試験が難しくなるということはございません。合格判定基準は同じです。本校のホームページや募集要項に記載しましたアドミッションポリシーをよくご確認の上ご受験ください。https://nozomi.kaichigakuen.ed.jp/admission/primary-exam/

自己発信、Ⅱ型の試験(探究活動)の採点基準はありますか?

自己発信は、内容に指定がないため、次の3項目を中心に、総合的に評価します。①Output(作品、演技、模造紙など)の質②Skills(シンキングスキル、コミュニケーションスキル)③Attitude(態度、好奇心、取り組む姿勢)Ⅱ型入試は、グループでの探究活動を行い、活動中の発言や行動から「入学後の可能性、伸びる力」を評価します。特にお子様の「主体性・多様性・協働性」を評価いたします。

開智のぞみ小学校を受験、そして入学するにあたりどの程度の英語力が必要ですか?

文部科学省の学習指導要領では、小学3年生より年間35時間の外国語活動を行うことを定めています。しかし、現在本校では小学1年生から週5時間の英語活動に取り組み、学齢の早い段階から「英語」そのものに慣れ親しむ時間を設けています。本校には、小学校に入るまで英語に触れたことのない子どもたちが多く入学しますが、初学者に向けた授業カリキュラムとしていますのでみんなと同じ歩みで英語を学ぶことができます。なお、英語の既習歴のある子は、英語探究クラスでさらに学びを深めることもできます。従って、既習歴があり、例えば「自己発信」という入試科目において英語を用いた発表をされるのも素晴らしいですが、受験、入学にあたって英語力を必須とはしていませんことをご理解ください。

「自己発信」の内容・所要時間について教えていただきたいです。

自己発信の中身は、自由です。お子様が得意なこと、好きなことを何でもかまいませんので、発信してください。安全面に考慮いただければ何をしていただいてもかまいません。所要時間は15分ですので、なるべく演技やパフォーマンス、発表は10分以内に収めてください。

自己発信の際に、音源に合わせて歌いたいです。機材は貸してもらえますか?

CDプレーヤーはございます。その他の機器はご持参ください。簡単な操作は、監督者がお手伝いできます。

自己発信の際に、鉄棒や跳び箱は貸してもらえますか?

室内用の高さ調整ができる鉄棒、小学生用の跳び箱やマットはございます。幼児用の跳び箱をご希望の場合、ご持参いただくか、動画での発表をお願いします。その他、学校側で用意してほしいものは、出願の際にご入力ください。ご用意できない場合は、個別にご連絡いたします。

自己発信は室内でできるものに限定されますか?例えば鉄棒やマット運動などのように体を動かす物でも良いのでしょうか?

外で実施する内容は天候に左右されるため個別にご相談ください。なお鉄棒は屋内用がありますので、貸し出しが可能です。雲梯や砂場遊びなどであれば、動画での発表をお願いすることになるかと存じます。Web出願の際に学校に用意してほしいものを記載する欄がございますので、「鉄棒やマットを使用したい」と入力していただけますでしょうか。学校で用意できかねる場合は、学校より後日個別にご連絡いたします。

自己発信の際に、音楽室のピアノを貸してほしいのですが、可能ですか?

可能です。簡易的な足台もご用意いたします。ペダル付きの足台はございません。

自己発信を行う際の服装について、指定はありますか?また、面接と自己発信の間で着替えを行うことはできますか?

指定の服装はございません。発信する内容に合った服装をお選びください。面接と自己発信は続けて行いますので、間で着替えることはできません。更衣室もご用意いたしますが、着替えが必要な場合は、面接・自己発信前に着替えていただきます。

英語の歌をピアノで弾き語りしたいです。外国語と学術のどちらを選択すれば良いですか?

どちらをメインにするかをご検討いただき、申告してください。

編入学試験の内容を教えてください。また、過去問題は販売していますか?

編入学試験科目は、国語と算数(各45分間)の筆記試験と児童・保護者別の面接になります。筆記試験は、受験する学齢に応じた問題とし、過度に先取りした問題などは出題していません。なお、編入学試験については過去問題の販売を行っておりません。ご了承ください。

質問回答
宿題の量はどれくらいですか、また、成績の順位付はされていますか。入学したばかりの1年生は、ご家庭でご家族とお話をしたりお手伝いをしたりする時間も大切だと考えています。そのため、1年生のうちは長期休みの期間等を除き、原則宿題は出していません。2年生以上になると、学年ごとに概ね「10分×学年」の分量で取り組むことのできる宿題を出し、望ましい学習習慣の育成を図ります。 成績については個々の児童に寄り添い、励ましていくという観点から、順位付けは行っていません。
授業に躓いていそうな子のフォローの仕方を詳しく、お教えいただきたいです。探究型の学びだけでなく、知識を確実に習得することを目指し、理解の定着をはかる反復型学習をする中で、多くの子がしっかりと理解を深めていきます。もちろん、教科や単元によって、理解がスムーズに進まない児童がいることも当然あります。その際には、休み時間や放課後に個別に指導をしたり、その中で課題を与えながら様子を見て、理解できなかった部分を補う形で学びをサポートしています。また英語に関しては、毎週月曜日の昼休みに英語科の教員で「English Level Up Time」という楽しみながら英語力を強化できる取り組みを行っています。
発言が苦手な子へのケアはありますか?ぱっと言葉が出てこない子も、プリントに感想を書くときにはたくさんの文章を書いたり、ゆっくり話を聞いたときにはたくさんの意見を述べたりできることが多いです。そのため、まずは一人ひとりの適正に合わせた形で本人の「ことば」を拾い、教師との信頼関係を築きます。教師との関係が構築されていると、授業や学校生活において発言の場を設けられたときも、子どもの中にマイナスな感情が生まれにくくなります。最初はグループ単位の話し合いのときに、ゆくゆくは教室全体の場で「○○さんはどうかな?」と声をかけ、少しずつ発言することに慣れていけるような環境設定をしています。
授業中に子どもが騒いでいる場合、どのような対応を取られていますか?きちんと話を聞き自制を促すようにしております。ただし、自分の感情をコントロールできずに他の子どもたちの授業を妨げてしまう場合には、他の教室に移動します。同じ学年の教師やホーム担任など、その時間に授業のない教師がサポートに入り、どうして授業を受けられないのか話を聞きます。そのまま話をしたり、自習をしたりしながら過ごすときもありますが、基本的には話をして興奮状態が落ち着いたときには、聞き取りをした教師と一緒に教室に戻るケースが多いです。
各教科の進度を教えていただけないでしょうか。国際バカロレアのPYP(初等教育プログラム)では、各教科と探究活動を有機的に連携するように定められています。探究活動には知識も大切となるため、各教科の授業で確かな学力が身に付くよう努めております。PYPで策どり学習はせず、各授業の中で探究型の学びを通して、各教科の見方・考え方を身に付けられるよう授業を行っております。
宿題の量はどのくらいですか。また探究活動や教科学習の時間を家庭で何時間くらい確保することを奨励していますか。算数や国語のなどの各教科のプリントを1枚程度出しております。学習している様子を見守っていただき、困っているタイミングで声をかけていただければと思います。一般的に家庭学習は「10分×学年」の学習習慣が身についていると良いと言われており、その時間を目安にしながら子どもたちには家庭学習を促しております。

質問回答
登校について(早くて何時に登校できるのか、集団登校はあるのか)

 

開門が7時30分ですので、その時間より登校が可能です。8時20分までに登校してください。しかし、8時20分より朝の読書が開始されますので、5分前に登校し、ジャージに着替えていただくことをお薦めしております。集団登校はありません。

 

プールはありますか。

 

キャンパス内にプールはありません。将来建設する計画がございます。プールの学習は近隣の常総運動公園の施設をお借りして実施します。令和2~4年度は新型コロナウィルスの影響で実施しておりません。

 

給食(食育)についての取り組みがあれば教えてください。

給食はホーム(異学年学級)でとるため、お兄さんお姉さんの姿を見て、真似るところから食育ははじまります。また、強制はしませんが「苦手なものも一口だけ食べてみよう」と声をかけているほか、適宜養護教諭が巡回し、食育の一環として食事についてのアドバイスを行っています。

地域の方々との交流はありますか?例年、3年生は地域の方のご協力の下、田植えから稲刈りまで体験させていただく「米作り」に取り組んでいます。今年度は、新型コロナウイルス感染拡大を受け田植えのみを実施しましたが、実際に稲刈り後には自分たちの植えたお米を食べることで、食育にもつながる大切な学習ですので、今後も継続する予定です。
委員会について。︎どのようなものがありますか?何年生からでしょうか?全員が委員会の活動ができるのでしょうか?4年生から委員会活動を行っております。代表委員(児童会)、生活・安全委員会など学校生活をよりよくするために活動しており4年生と5年生の全児童が参加します。また、企画した内容を通して低学年の児童もかかわっていきます。
子ども(場合によっては保護者)が相談できるスクールカウンセラーは常駐していますか?スクールカウンセラーは、月に2回来校しており、児童生徒・保護者様ともに面談が可能です。Googleフォームから、教員を介さずに予約することができます。
セキュリティについてPYP昇降口は、児童が登校した後施錠しております。また4台の防犯カメラで常時安全を点検しております。お子様の人数あたりの教員数が他校と比較すると多いため授業時間はもちろん、休み時間も教員が常にお子様の様子を観察し、見守っております。
電車が止まってしまったり、地震等で帰宅する事が困難な場合、または大幅に遅れる場合は、どのように対応して頂けるのでしょうか?災害の規模にもよりますが、学校には非常時の備えがあり避難所として機能します。また、避難訓練の中で引き渡し訓練を実施しており、保護者の方のお迎えが可能な場合、児童を学校で待機させ、安全を確認してから引き渡しを行います。
生徒数増加に伴い登下校時の児童数に対し常総線の容量は、今後足りているのか、また現状擦り合わせている事項があるのか、されていく事があるのかをお伺い出来ればと思います。子どもたちの下校時間に合わせて車両数を増やしていただくように学校から駅に要請を出しております。また学校としては、下校時間に低学年のみを優先的に下校するように調整し、駅にて大混雑が起きないように配慮しています。その他に駅での電車の滞在時間を増やしてもらうなど、綿密に駅と連携しております。
(年度内に守谷市内へ転居予定のため)守谷市内からの通学方法について教えてください。守谷市をはじめとする学校近隣にお住いの方は、電車通学もしくは保護者様送迎による通学の場合が多いです。つくばエクスプレス「守谷」駅から一駅の、関東鉄道常総線「新守谷」駅より徒歩1分に所在するため、電車を利用する児童も多くいます。なお、通学バスの運行はしておりません。なおMYP(6年生)からは、自転車通学も可能です。

質問回答
コミュニケーションには、自己発信のほかに相手の考えていることを推測し、それに応じて反応する力も必要かと思いますがこれらを学ぶ機会はありますか?授業のほかにも個人探究発表会、Exhibitionなど数多く設けている発表の機会こそが、この力の育成に該当すると考えています。特に、「自分の興味関心のあることを深堀りして探究し、その成果を発表する場」が個人探究発表会であり、Exhibitionです。しかし、その成果を他者に向けて発表するのですから、事前に情報を持たない相手に分かりやすく伝えるスキルが必要となります。そこで、発表の練習をするときには「自分はこのことについて詳しいけど、全く知らない人が聞くとしたらどうだろう」と相手目線で自分の発表を客観視するよう指導します。もちろん、実際に発表の場になると緊張から上手に言葉が出てこなかったり、想定外の質問が飛んできたりもしますが、発表の機会は一度きりではありませんので、次回につながる学びの機会になります。
多様性はどのように学んでいくのか、具体的に教えていただきたいです。特に、多様性そのものを認める心と、相手が何を考えているかについての教育方法があれば教えてください。本校では、”主体性””協働性””多様性”を育成することを教育目標としています。そのため、入学試験においては、これらの力がどれくらい伸びそうか、という点も観点として取り入れています(受験時にすでに兼ね備えている必要があるという意味ではありません)。子どもたちは、グループワークや共同制作を通した学び合いによって、自身と他者の意見、心の違いに気が付きます。その中にはもちろんぶつかり合いが生じますが、その一瞬を切り取るのではなく、12年間をかけて教育を行うことを念頭に、意見のぶつかり合い、感情の食い違いも多様性を実感する機会ととらえ、教員が間に入って声掛けを行っています。また、開智学園で実践している「哲学対話」では、答えのない1つの問題について、輪になって話し合います。ボールを持った児童のみが意見を話すことができ、周りの子どもたちは耳を傾けます。哲学対話を通して「自分が絶対ではない」ことを知り、自身にはない視点を認める力を獲得します。
哲学の探究について、探究を通してどのように哲学を学んだいくのか知りたいです。国際バカロレアのPYP(初等教育プログラム)では、6つの教科の枠を超えたテーマを約1ヶ月半の期間で順番に学んでいきます。その中で「Who we are(私たちは誰なのか)」や「Sharing the planet(地球を共有すること)」で哲学を学びます。哲学は、哲学対話というコミュニケーションが主体の実践がメインです。子どもたちが車座に座り、1つのすぐには答えが出ないテーマで対話を重ねます。トリガークエスチョンという考えるきっかけになる問いを教員が提示する、もしくは子どもたちが考えて対話が始まります。「他には?」「きっかけは?」「なぜそう思ったのか?」「他の見方はないか?」などの追加の質問を通して子どもたちは多角的に考えられるようになります。さらに、哲学対話の大切なポイントは、きちんと人の話が聞けるようになるという点です。この手法を国語の授業でも一部実施し、国際的や視野で考えられる人になるきっかけを学校としては与えています。
現在、国際バカロレア教育を取り入れた園に通っておりますが、小学校に置いては、どの様な形で、国際バカロレアを取り入れ、かつ、どの様に、学力向上や情操教育・将来に繋げていくのか、とても気になっております。開智望小学校は2015年の開校以来、国際バカロレアと学習指導要領を融合させるカリキュラムを開発してまいりました。授業、行事、フィールドワークと国際バカロレアの探究は、知識、スキル、概念的思考などで有機的に繋がりあっています。また学年によっても異なりますので、連携の仕方に関しましては、今後の説明会で取り上げてまいります。またコーディネーターや管理職に是非個別でお問い合わせください。
開智望小学校(茨城)と開智小学校(埼玉)の違いが知りたいです。国際バカロレア教育の導入以外にどのような特色の違いがありますか?
開智学園の理念に基づきこれまでのノウハウを生かした指導を行う、という観点では同様とお考えください。どちらも12年一貫教育を行いますが、本校は国際バカロレア教育の区分により5-5-2制を採用している一方、開智小学校は4-4-4制により最後の4年間(中学3年生から)は一貫部に合流し、新しい環境となります。その他には、駅から近いこと、フットサルコートを2面取ることのできる体育館や人工芝グラウンド、ICT環境などの施設面の充実が特徴的な違いとして挙げられます。また、本校では1クラス24人程度の少人数学級により、一人ひとりの得意を伸ばせる環境を整備しています。

質問回答
1年生からの英語の授業は習熟度別ですか?1年生のクラス分けは、英語探究クラスと日本語探究クラスで分かれます。英語探究クラスに入るためには入学試験後に実施されるEntry level testを受けていただく必要があります。その上で英語の授業に関する習熟度別クラスは実施しません。小学校6年生からのMYPで英語の習熟度別クラスを実施いたします。
1年生からの英語活動を具体的にどのように行なっているのかを知りたいです。小学校1年生では、英語の音に慣れ親しんでもらうことを大切にしています。具体的には、1年生では、フォニックスと呼ばれるスペリングと発音の規則性の学習から始めます。また英単語や文法を教える際も、歌やゲームを通じて、楽しく使いながら学習を進めています。
英語探究クラスの場合、1年生でどの程度まで英語が出来ると授業を受けられるのか?また、英語探究クラスに入った場合、普通クラスとの進み具合の違いを知りたいです。英語探究クラスの狙いは元々英語に慣れ親しんだ子どもたちの英語力の維持と向上にあります。したがって英語探究クラスは、インターナショナルスクールに通っていたなどの英語の既習歴がある子どもたちを対象としており、「日常的に、かつスムーズに英語で会話ができる」ことをひとつの基準としています。「英語活動」「Music」「Art」については、どちらのクラスも英語で行い、扱う内容に大きな違いはありません。ただし、英語探究クラスにおいてはやや進度が速かったり、同じトピックの中で+αの内容を扱ったり、単語・言い回しも豊富な内容を扱ったりしながら、英語力の維持・向上をはかります。また、英語探究クラスの「探究」については、探究学習よりも英語学習に重点を置いた活動となっています。そのため普通クラスと一部内容が異なる部分もありますが、探究テーマやトピックについては同じものを扱います。
英語探究クラスの詳細について、探究活動の様子など伺えたら嬉しいです。英語探究クラスの「探究」では、英語学習に力を入れた活動を行っています。そのため、授業内での発言や発表も英語で行います。例えば4学年の英語探究クラスの「探究」では、エネルギー問題に関するポスターを英語で作成し、その発表も英語で行いました。他の授業の様子については、学校のブログに掲載してありますので、是非ご覧ください。
英検など資格試験の合格状況を教えてください。本校では、世界47か国以上で活用されている「TOEFL」を全員受験しています。本校は国際バカロレアのPYP認定校ですので、世界で通用する英語の能力試験を使って、通常の授業の中でどれだけ子どもたちの英語力が伸びているかを把握する指針としています。小学1年生から3年生はStep1を、小学校4、5年生はStep2を受験し、さらに英語学習期間が長く、英語に慣れ親しんでいる子どもたちはJuniorを受験することができます。在校生は年に2回授業の中で受験し、成績を比較できるようにしているほか、オンライン型多読英語学習システムのRaz-Kidsとの併用でリーディングの力を伸ばし、ゴールドランクを取得するなど優秀な成績を収める児童生徒が複数います。詳しくは本校ホームページやブログに掲載していますので、よろしければご覧ください。
令和3年度(2021年4月入学)のうち英語探究クラスを希望された方の数や貴校での設定人数などが知りたいです。英語探究クラスに入るためのEntry level testは、例年3月に実施するため、希望者数の公表は差し控えさせていただきます。なお、本校では1クラスを24名程度と設定しており、英語探究クラスも同様ですので、学校として上限は設けておりません。例えば、英語探究クラスに合格した人数が20名だった場合は1クラスを編成し、36名が合格した場合は、18名クラスを2つ編成します。
語学研修やホームステイなどの実施予定がわかれば教えてください。例年、小学4年生以上を対象に任意のアメリカサマーキャンプ(7泊9日)を行い、現地の子どもたちはもちろん、他国籍の方々との交流の場としています(今年度は中止)。次年度以降は、新型コロナウイルスの感染拡大状況等を踏まえ判断します。また、高校2年生(本校の11年生)では、学年全員で海外フィールドワークを行います。

質問回答
中学、高校へ進む場合の条件とかあるのでしょうか。「皆で学べる学力と学ぶ姿勢」があれば原則として全員が進学可能です。
同じ敷地内に高等学校の新設予定があるのかを伺いたいです。同じ敷地内に中等教育学校の校舎が既に完成しております。2021年現在最上級生が8年生(中学校2年生)ですので、最上級生の進学に合わせて高校1年生の教育課程が実施されます。よって令和5年に10年生(高校1年生)の教育課程が始まり、令和6年からDP(ディプロマプログラム)が開始されます。
中学校への内部進学において、考察や試験などはございますでしょうか。特にございません。
国際バカロレアと中学校への開智学園グループ間の移動(転勤等で引越する場合)は可能なのかどうか。過去に、やむを得ない事情より系列校間の移動を行った例はあります(低学年のみ)。その場合、移動先の系列校の編入試験を受験しますが選抜料は不要となります。また、移動先の生徒数の定員が埋まっている場合は、編入試験を実施していない場合もございますので、移動予定先のグループ校までお問い合わせください。
外部受験をする人はいらっしゃいますか。過去3年間で約10%の子が外部受験をしております。
のぞみ小学校に通った場合、希望すれば系列の埼玉の開智高校に進学することは可能ですか?その場合、試験を受けるのでしょうか?開智高校(高等部)を一般受験することは可能です。外部からの受験者と同様に、試験を受けていただきます。なお、本校は中学校・高等学校の教育を一貫して行うべく「中等教育学校」を設置しているため、高等学校進級の学齢になったときに外部に転出することは想定していません。
留学に関して学校ではどんなサポート体制がありますでしょうか。中学の高学年以降は対応してまいります。ご入学後に個別に管理職までお問い合わせください。
海外転勤における休学・復学制度はありますか?転勤時の学齢や期間によって異なりますので、個別にご相談ください。
高校について、中高の費用について

学校のHPに記載がございます。以下のリンクからご確認ください。

https://nozomi.kaichigakuen.ed.jp/admission/tuition/

質問回答
先生方の採用基準や研修制度について開智学園の教員としての適性があるかどうかを採用基準としております。研修に関しては、IB・教科などの研修、新任教員には学園の研修顧問による新任研修を定期的に行っています。加えて、年2回の開智学園全体の教員研修を行い、グループ間での連携も強化しております。さらに開智学園教育研究所も設立し、探究型の学び、英語学習、ICT教育に関しては学園全体で重点的に研究しております。
中高ですが、IBのDPコースの教員は現在働かれている先生方となりますか?それとも外から経験ある先生を入れる予定でしょうか?MYPに所属する教員と開智学園のグループ校から異動予定の教員、また新規で採用する教員の3パターンで長期的に準備しております。
のぞみ小学校ならではの先生方の取り組み(子どもの指導、科目に関する知識)や、他校との交流について教えてください。教師による「教科部会」を定期的に実施しています。一般的に、高等学校から教科ごとに職員室が分かれ、専門性の高い打合せが行われることが多いですが、本校では小学生段階から部会を設置することで教科の特徴をとらえた指導を行うことができると考えています。教科学習に特化した指導方法や実践例など、それぞれの持つ教育への信念とノウハウを教師同士で共有することで、学校全体の指導の質の向上につながります。また、系列校の教科部とは学園研修において情報の共有を行うほか、実際に系列校で行っている授業の動画を視聴し、学内で議論するなど学園全体でもさらなる教育内容の研鑚に努めています。
先生方の年齢層や教員採用に対しての開智ならではのこだわりなどがあれば、教えてください。本校の教師はダイバーシティに基づき、様々な方法で採用しています。よりよい学校を創るためには、常に新しい視点で物事を取り入れることが必要であるため、教師の採用に特化していない企業説明会などにも出展します。これまでの指導で上手くいっていたからこのままでよい、特に問題がなかったから校外学習の行先は毎年同じでよい…という、過去の成功体験に甘え続けていては教育の発展はありません。また、子どもたちの「クリティカルシンキング(批判的思考力)」を育成するにはクリティカルシンキングの備わった教師は欠かせない存在です。質の高い教師陣を核に据えるため、系列校からの異動はもちろんのこと、教科専門性の高い教師や教育に対する研究を深めてきた職員などを積極的に採用しています。
生徒とどう向き合うかのモットーをお持ちであれば教えてください。本校の教員は、開智学園の理念の下で自分の信念をもって教育にあたっています。そのため、個人として持っているモットーは一人ひとり異なりますが、先日教員同士で話をしたときに挙がったのは「子どもを1人の人間として見ること」でした。子どもたちの言動で気になるものがあったとき「子どもだから」「まだよく分かっていないから」と捉えるのではなく、人としてどんな理由を持った言動かを考えます。大人同士であっても相手の考えていることが理解できない場面は多く存在しますが、相手には相手の理屈があり、その事実に大人も子どももありません。子どもなりの理屈があるにもかかわらず年齢差や立場の差を盾に抑え込むことは、彼らの考える力を鈍らせ、学校への心理的安全性を欠如させます。そのことを常に念頭に置き、教師の目から見て違和感を感じる言動に対しては「どうしてこう言ったの?」「何か理由があるの?」と尋ねるようにしています。
探究型の学びを行う上で先生方はそれぞれ個別に準備を行っていますか?それとも研修などが設けられていますか?本校の特長である探究型の学びは、開智学園が20年以上かけて培ってきた学習方法です。そのため、指導については開智学園全体の研修を通して研鑚を図ります。また、学園内に「開智教育研究所」を設け、実践研究事業を推進しています。本事業については、11月の研修において各部の教師より取組事例を共有し、自身の授業に反映できる活動を積極的に取り入れています。
毎年、先生方の入れ替わりは何名程度ありますか?系列校からの異動数、退職数、採用数を教えてください。系列校からの異動は、例年1~3名程度おります。また、中等教育学校は1年ごとに学年が増えていくため、必要となるクラス担任、教科担任などについては積極的に採用を行っています。退職者数については回答を差し控えさせていただきます。

質問回答
長期休暇中の学童実施日程を教えていただきたいです。今年度は、お盆の期間、年末年始などを除く長期休暇中の平日は学童を実施いたします。来年度以降は実施日程が変更になる可能性がございます。予めご了承ください。
アフタースクールの種類は増える予定はありますか?定期的にアフタースクール講座の見直しを行っています。現在は以下の10つの講座を開講していますが、そのうち「体験型算数」「インプロ」「ダビンチクラブ」は2020年度に開講した講座です。今後も、子どもたちのニーズに合わせながら実りある講座の導入を検討していきます。[現在開講している10のアフタースクール]ロボット、アート、ダンス、スポーツ、プログラミング、体験型算数、書道、育脳寺子屋、インプロ(即興演劇)、ダビンチクラブ(価値創造ワークショップ)
各学年におけるのぞみクラブの利用状況を教えてください。また、新型コロナウイルスの影響で利用状況などに変化はありましたか?

直近の利用状況を掲載いたします。ただし、本校ではアフタースクールは1年単位の申込みですが、学童保育は月ごとに利用日を申し込むため各月ごとによって利用状況が異なります。

〈2021年1月 学童保育利用状況〉

1年生:21.6%、2年生:18.8%、3年生:7.8%、

4年生:12.5%、5年生:2.9% 全体:13.3%

〈2021年アフタースクール利用状況〉

1年生:51.0%、2年生:43.8%、3年生:37.8%、

4年生:31.9%、5年生:23.2% 全体:38.7%

*多くの児童が複数のアフタースクールを利用していますが、上記は学年の実人数より算出しています。利用状況の変化としては、緊急事態宣言下など希望者全員に安全な保育環境の提供が不可能と判断した場合に限り、学童保育の利用を医療・ライフライン関係のご家庭に限定しました。

2021年8月31日現在、保護者様の業種による制限は設けていませんが、密を避けるための保育受入枠縮小に伴い、できる限り利用を控えるようお願いしています。

午前授業日に学童保育を利用する場合はお弁当持参でしょうか?本校では、午前授業日も原則給食弁当を食べてから帰宅します(土曜日は給食を食べずに帰宅します)。そのため、学童保育を利用する場合も、昼食は通常の給食弁当(もしくはご持参のお弁当)を食べます。

質問回答
ホームページに記載の「学費・その他納入金・諸会費」以外にかかる費用はありますか?基本的には記載以外にありませんが、服装に関してオプションで購入いただくものはかかります。また、学習に必要なリコーダーや絵の具セットなどの費用はかかります。加えて、小学校3年生でiPadを購入いただきます。
授業内容(小学校、中学校、高校に至るまで)、できれば現場の様子を直接又は録画で見てみたいです。個別の学校見学は小規模で行っておりますので、問い合わせフォームからご連絡ください。また社会情勢を見ながら5月以降にも学校を見学できるイベントを企画してまいります。
学校に入ってから伸びる子と伸び悩む子に違いはありますか?すぐに発言できるようになる子と、時間をかけて周りの意見を咀嚼してから発言する子はいます。もちろん、どちらも個性であり、もし学習を深める上で不足している部分があれば丁寧にフォローします。伸び悩む、という言葉は語弊があるかもしれませんが、学校での学びとご家庭での過ごし方が大きく異なる場合、ギャップを感じる子はいるように感じます。例えば、学校では「考える」ことを何より大切にしている一方で、ご家庭ですぐに答えを教わっていたり、放課後に塾に通って詰込み学習をしていたりと、子どもにとっての生活の方向性が異なってしまうと学校での学びに注力しづらくなる印象です。塾に通うことを否定する意図はありませんが、関わる大人全員が「子どもたちの探究心を育てる」という共通認識を持つことが大切だと考えています。
学校で子どもがどのように成長していくのか、入学に必要な準備はどのようなものがあるか異学年での活動や、委員会など様々な場面で子どもたちは企画、運営に携わり自分の考えを持ち伝えられるように成長していきます。発表が苦手な児童も、自分のペースで活躍をしながら、発信力を磨いています。様々なことを経験し、色々なことに興味が持てることが大切だと考えております。
学校の良いところはよく分かりますので、改善点や課題、より良くするために取り組んでいることなどをお聞きしたいです。目下の課題は、公共交通機関利用時におけるマナーの遵守です。保護者様、そして教師の目の届かない環境下になると、どうしても電車の中で大きな声で話してしまったり、不必要に座席を移動してしまったりと同乗されている一般の方々に迷惑をかけてしまうことがあります。そのため、お叱りのお電話やメッセージを頂戴することも間々あり、鉄道会社の方々のご協力も得ながら、保護者様と学校が連携を図りながらマナー教育を行う必要性を強く感じています。学校としては、年度の初めに講師として常総線の駅員さんを招いてマナー教室を行っています。また、クラス・ホームの道徳の時間を活用して、社会の規則やマナーを守ること、人からの注意を素直に受け入れることの大切さについて学び、公徳を大切にして生活しようとする意欲が高まるよう日々指導をしています。もちろん一朝一夕にはいかない課題ですが、周囲のことを思いやる大切さについて、時間をかけてご家庭と学校の二人三脚で教えていけたらと考えています。
以前、YouTube配信で参加させていただきました。コロナ禍ではありますが、可能であれば学校の雰囲気を実際に知ることが出来たらと思い参加させていただきたいと思いました。学校の雰囲気を知っていただくにはブログが参考になると考えております。ぜひホームページから過去の記事を参照ください。また個別に学校見学を受け付けておりますので、お問い合わせフォームから連絡をいただければと存じます。