パンは人間の姿ですが、ヤギの角や毛が生えていました。そんなパンがパーティーではしゃいでいると、怪物が乱入し、会場は大混乱。慌てていたパンは変身に失敗。上半身がヤギ、下半身は魚というおかしな姿になってしまいました。
このお話のパンという神様から生まれた言葉が「パニック」という言葉です。
私たち人間は予想できなかった出来事が起こったとき、はげしくあわてて正しい行動がとれないことがあります。でもそんなときに、日ごろから身につけている知識が浮かんだのなら、パニックの中でも、より正しい行動がとれるかもしれません。
以上の片岡先生の話を、子どもたちはしっかり聞いていました。