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問いを考える総合的な学習[8年]

こんにちは!8学年担当の下村です!

 

本日の記事では、8学年で春から行っている総合的な学習について紹介したいと思います。



開智望では、望で過ごす12年間を通して一人ひとりが「個人探究」と呼ばれる探究活動を行います。

この活動は年間の学習の中で調査の時間や発表の機会が設けられるほか、自分の時間を使って様々な取り組みを行うことができます。

 

今年度の8学年では、「問いを絞ること」「探究の手法を知ること」を大きなテーマとして学習に励んでいます。

 

その中では、「自分の興味に対してツッコミを入れること」や、「自分の探究活動が自分のためにあるのか、それとも誰かのためにあるのか」といったトピックについて考えてきました。

学習を進めていく中で、いろいろな方に講演をしていただきました。

この写真は、「問い」についての講演の最中の生徒たちのものです。

真剣な表情で話を聞き、自分自身の探究活動に活かそうとしているようです。

 

講演の中で大きなトピックになっていたのは「比べること」でした。

 

一人ひとりが選んだトピックはほかのものと比べてどうなのか。大きいのか、小さいのか。優れているのか、劣っているのか。どのように異なるのか。

様々な点で比べることで、「問い」はより具体的で、鋭いものになっていきます。

 

講演をしていただいた次の授業で、子どもたちは自分の選んだトピックについて実際にいろいろな点で比べ、考えていきました。



個人探究は12年間で行っていく一大プロジェクトです。年間の中で様々な区切りのつくなかで、ひとつひとつ大切なものを経験し、獲得していってほしいです。