新着情報

[中2] 校外学習に向けた企画作り

みなさん、こんにちは!

開智望中等教育学校の下村です!

 

近頃はすっかり気候も様変わりし、秋の兆しが見えてきました。

秋が来ると、やはり心によぎるのは校外学習のこと。

秋といえば校外学習、校外学習といえば秋といっても過言ではないでしょう。

 

そんなわけで張り切って校外学習の準備をするぞ!と意気込んでみるものの、

世間は引き続きコロナウイルスへの対応を強く意識しなければいけない様子。

おいそれと外に出ていくわけにも参りません。

 

そこで今回は一計を案じました。

「そうだ!外に出ていくのが難しいなら、外から人を招いて学習すればいいんだ!」



ということで、今回の記事では8学年の子どもたちが校外(から人を招いて行う)学習の目的や候補などを考える様子をお伝えしたいと思います。



望では、行事の目的や大枠は子どもたち自身が決定します。

それは、何を学習するのか子どもたちが強く意識することで、主体的な学びを実現するためです。

 

今回あらかじめ決まっていることは「予算」と「外部から人を招くこと」です。

そこで、子どもたちは2つの問いについて考えました。

 

一つは、「何を学習したいか」。人を招くにあたって、何のために呼ぶのかをはっきりさせるための問いです。

もう一つは、「どのような人を呼びたいか」。一つ目の問いを踏まえて、具体的にどのような人を呼びたいのか考えます。

子どもによって考え方はさまざまで、学びたいこともそこから導き出される招く人も千差万別です。

全員がしっかりと自分のしたいことを考える様子から、子どもたちの意欲が伝わってきます。

とはいえ、全員の要望を個別に叶えることは非常に難しいのが現実です。

そこで次に、子どもたちは企画書を作りました。

子どもたちは目的や概要、懸念点などを書き出していきます。

なかでも大切なのは、「セールスポイント」です。

自分の企画のどこがみんなで学ぶうえで有効なのか、丁寧に作ります。

子どもたちの中には意欲が溢れ出た結果、複数の企画を立ち上げる子もおり、今後が非常に楽しみです。

 

この企画書を比べ、より良い学習のためにどの企画を採択すべきか、これから検討していきます。

どのような企画が形になるかはまだわかりませんが、子どもたちの主体的な姿勢がより良い学びを生み出すことは明らかです。

子どもたちの学びがどのような形で結実するのか、楽しみに見守っていこうと思います。