すべてをつなぐ子どもたちのエネルギーの源
こんにちは、中等教育学校 峰岸です。
1学期が終わりました。
一気に日中は暑くなり、オリンピックの熱さも重なります。
同時に、新型コロナウイルスの影響の大きさに、
改めていろいろと考えることがあると実感する日々です。
思い返せば、昨年度は通常の登校ができたのが6月からでした。
従って、中等教育学校が開校して、
初めてほぼ通常の1学期を過ごしたことになります。
「自分たちで主体的にいろいろな活動ができるようになってほしい」
そう願い、様々な種をまきながら、子どもたちの様子を見守っています。
6年生は、震災・復興・防災・エネルギーについて、
フィールドワーク(宿泊学習)に行って手にしたことを、
これから様々な行動につなげていくことになります。
7年生は、秋に実施するフィールドワークに向けて、
自分たちが学びたいことから検討した行先について、
実行委員が校長先生にプレゼンをし、意見交換をしました。
ここから、さらに自分たちの意思で事前学習を進め、
現地での探究型の学びが深まるよう、みんなで準備をします。
8年生も同様に、フィールドワークに向けて準備を進めるのは勿論のこと、
2学期の大きな行事である体育祭に向けて、実行委員を中心に夏休みも議論をしたり、
自分たちの部活動や同好会活動で成果を出すために夏休みに積極的に取り組んだりします。
子どもたち一人ひとりがこうした活動を進めていくとき、
開智望が大切にしているのは、
「教科の学びを大切にし、それらを自分たちの土台にしていくこと」です。
各教科が授業の中で専門的な内容を扱うことは勿論、
行事を後日に控え、その目的やテーマを意識して題材を扱いながら、
教科の専門的な内容と関連させて考えさせるような授業の工夫もします。
1学期に学んだ各教科の様々な知識やスキルが土台となり、
夏休みや2学期に展開される行事や活動が充実すること、
そしてまたそこから教科の学びへも興味関心が高まり、
各教科の専門的な知識やスキルの土台が固められていく…
中等教育学校としては、まだまだこれから発展していくところなので、
こうした展開が授業を通して具現化できるよう、
子どもたちと共に研鑽していくステップです。
引き続き、ブログでもその様子がお伝えできればと思います。
また、9月の学校説明会をはじめとして、
開智望中等教育学校に興味を持つ子どもたちにも伝えていきたいと思います。
授業、部活動の体験も企画していますので、どうぞお楽しみに!