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[小6・中1・2]Reflection(振り返り)の力がもたらすもの

こんにちは、MYP担当の峰岸です。

21日(金)、22日(土)は、今年度最初の定期考査である

1学期の中間考査が行われました。

 

小学校6年生にとっては、MYPに進級して、初めて経験する定期考査。

必死になって試験1週間前から学習したり(学校全体がそのモードになります)

自宅で学習しようと計画しても思うようにできなかったと嘆いていたり、

試行錯誤する様子があちらこちらで見られました。

 

 

定期考査の結果が返ってきて、子どもたちは一喜一憂します。

児童生徒全体に対して、あらためて「Refelction」の重要性を伝えました。

 

そもそも何のためにReflecitonをするのか。

 思ったよりも結果がよくなかった。

 もっと勉強すればよかった。

 次はもっと頑張ろう。

 

これも、ある意味Reflectionかもしれませんが、いかがでしょうか。

 思ったよりも結果が良くなかった。

 自宅で学習しようとしたとき、授業でわかっていたと思っていた問題が、

 自分でやってみようとしたら解けなくて、そこで学習をやめてしまった。

 もっと、授業の中で理解したことを、その日のうちにもう一度解いて、

 わかってなかったら、翌日友達か先生に聞いて理解しておこう。

 そうすれば、試験前に学習してわからない状態が少なくなるはず。

 

最初に書いたReflectionでも同じことを言っているかもしれませんが、

自分の結果に対して、その原因を見つけ、対応策を考えて、

次の行動のイメージまで自分の中に見えるようにReflectionしています。

このようにReflectionできる力を身につけると、

活かされるのは学習の時だけでしょうか。

おそらく、 個人探究・奉仕活動 ・行事・部活動や同好会活動・習い事・趣味…

自分自身に関するあらゆることに適用できる力になりますよね。



こういう「生きる力」を育むことで、

社会に貢献できるリーダー・スペシャリストに近づくのではないでしょうか。

 

教科に依存しない様々なスキルを身につけることは、

中等教育学校だけでなく、小学校から意識して

日々の学校生活を積み重ねています。

 

こうした積み重ねによる子どもたちの成長の様子を

引き続き皆さんにお伝えしたいと思います。