[中2]フィールド実行委員ミーティング
こんにちは! MYP8学年担当の小川です。
8年生は9月28日~30日にフィールドワーク(FW)を実施する予定です。
MYPでは、子ども達自身が主体的にFWの行き先や学習内容を企画し、
旅行業者ともやり取りをしながら作り上げていきます。
8年生のFWテーマはいくつかあります。
「自然(海・陸)、気候、生産・消費、平和、公正、教育、貧困」
子ども達はこれらのキーワードをもとに、
自分達で何を学びたいのか、
どこに行けば学びを深めることができるのか、
などを考えて学習内容と行き先を決定します。
その中心的な役割を果たしているのが実行委員です。
今年のFW実行委員は有志8名で成り立っています。
どの子も意欲的で、委員長を決めるときは3人が立候補しました。
各自自分がいかに委員長に相応しいかをアピールして、
投票を経て委員長と副委員長が決まりました。
6月に入り、行き先もだんだん絞れてきました。
まもなく実行委員も含めた旅行業者との初めての打ち合わせがあります。
現在、打ち合わせに向けて、
安全かつ有意義なFWとなるよう実行委員の間で勉強会を開いています。
コロナ禍なので、9月の状況はまだ分からないことだらけです。
行き先変更や延期も視野に入れて話を進めています。
このように、先行き不透明で正しい答えが見つからない状態で話し合いを進めていくことは、今私たちが大人として実社会で求められている力です。
開智望中等教育学校では、中学生の段階から実社会で求められる力を身に着けるため、
探究サイクルを活用してさまざまな取り組みを行っています。
まだまだ未熟な子ども達のことですから、失敗しても不思議ではありません。
その時に、リフレクション(振り返り)をしっかりできるかどうかが鍵となります。
どうすれば、次回うまくいくか仮説を立て、再び検証していけばいいのです。
探究サイクルを活用して、子ども達が自分達でやりきるという経験を大切にしていきたいと思います。


