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継続し続けるフィールドワークの学び[小6]

こんにちは!6学年担当の下村です。

6学年は1学期にフィールドワークに行きましたが、

早いもので、様々なことを学習したこの行事からもう3ヶ月ほどが経過しています。

 

けれども、貴重な体験が時の流れの中で風化してしまってはあまりにもったいない!

望ではそう考え、フィールドワーク前後だけでなく、1年間を通して継続した学習を行っています。

本日は、そうした6学年フィールドワークの事後学習についてご紹介します。

2022年9月20日午前8時40分…6学年の子どもたちは会議室に集いました。

やってきた子どもたちに、ミッションが発令されます。

曰く…

 

「海辺の街で起きた未曾有の大災害から市民を救出せよ!」

 

子どもたちのテーブルには何枚かの紙と地図。制限時間は40分。

紙に書かれた条件を元に、子どもたちは無事に市民を助けられるでしょうか!?

 

…などと、少しそれっぽく書いてみましたが、今回の事後学習では、震災をモチーフにした

体験型のゲームを実施しました。

 

震災のときにどんなことが起きるのか(例えば火事や津波)、

それに対してどんな行動をとればいいのか(例えば消化や高台への避難)、

子どもたちはフィールドワークを通じて学習した内容を元に、様々な判断を下していきました。

ゲームが終了に向かう中で複雑な指示が必要な救助が幸運によって簡略化されたり、

あるいは運命の悪戯で時間切れまでの時間が早くなったりと、ダイナミックなシステムに翻弄される場面もありました。

気がつくと終了の時間となりました。充実した時間を過ごした子どもたちの表情は満足げです。

 

今回の事後学習では、フィールドワークで学んだことを活かして行動するということを実施しました。

子どもたちは、ゲームという仮初の場とはいえ、現実になるべく即した場面で実際にやってみて、うまくいったことや、あるいはうまくいかなかったことを学ぶことができました。

今回得た経験によって、フィールドワークで得たものがさらに強固に子どもたちの力になりました。

今後も事後学習は続きます。様々な活動の中で、未来につながる宝物を手に入れてほしいと思います。