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Nozomi P.E.[小6・中1~3]

こんにちは! 保健体育科の竹川です。

今回は望の体育(physical education)がどのように行われているかお話ししたいと思います。

 

体育と言えば、種目によって得意・苦手がはっきりと分かれてしまうイメージがあります。

その理由の中には「走るのが遅いから」「やってもできない」など、

うまくできないことで苦手意識をもってしまうのではないでしょうか。

 

望の体育では子どもたちに「できなくてもOK!!」と日頃から声掛けをしています。

初めて行うことは大人の私たちでも難しいですよね?

なので、子どもたちが物事にチャレンジしている場面をとても大事にしています。

最近では、チャレンジし続け、できなかったことができるようになってきた子も増えてきました。

また、ただチャレンジさせるのではなく体の使い方や戦術など、

子どもたちが思考する場面も必ず作っています。

 

今回は球技で上記の場面をお話ししたいと思います。

1学期の体育では球技のゴール型(今回はハンドボールとタグラグビー)を行っています。

当然、競技が違うのでルールが違う部分もありますが、共通する部分も多くあります。

例えば、空いているスペースを活用することはどの球技でも必要な要素になります。

タグラグビーで攻め方・守り方を考えて、その考えをハンドボールではどう活かせるのか、

というようにその種目の技能だけでなく、他の競技でも戦術をどう活かすかを

子どもたちに問いとして投げかけています。

戦術を活かすには子どもたち同士のコミュニケーションスキルが必要となります。

子どもたちの得意なこと、苦手なことをお互いに理解しあうことで

自分たちのチームで効果的な戦術はどのようなものか、

どのような役割をすることでチームに貢献できるかを子どもたち自身で実践しています。

特に球技はボールを保持している子が活躍しているイメージがありますが、

ボールを持っていない味方の動きによって、攻撃の幅が広がります。

つまりはボールを持っていなくても役割を果たせることが分かると

自然と苦手意識がある子でも前向きに取り組めるようになっていきます。

 

こうなってくると子どもたち自身でどんどん練習したり、新しい戦術を考えたりと

主体的に取り組むことが増え、自分たちで楽しい授業展開が生まれてきます。

苦手でもチャレンジしている子どもの姿、素敵ですよね♪

今回は球技の場面でお伝えしましたが、他の種目の様子も後日お伝えします。