数学科では、4つの観点「パターンの探究」「実社会の問題への適用」「知識」「コミュニケーション」から生徒の数学力の育成を実現します。
様々な問題に触れていきながら、自分たちで解法につながる「パターンの探究」に取り組みます。公式や定理と考えるとわかりやすいかもしれません。与えられるばかりでなく、探究型の学びを通じて自ら探っていきます。こうしたパターンを見比べながら、さらに原理原則に向けた概念化を目指し、概念化によって一見関係なく見える問題に対して、たどり着いた概念を適用(転移)することができ、応用力、実践力が身につきます。この力が「実社会の問題への適用」につながります。
この繰り返しの中で、数学という教科の「知識」を身につけ、言葉での説明、数式を用いた表現、レポートや答案の作成を通じて、あらゆる「コミュニケーション」を駆使して数学への理解を仲間と共に深めます。