開智学園の学び

豊かな想像力を生み出す開智学園

名誉学園長

大村 智

人間は長い歴史のなかで自然から学び、その恵みを利用して生活を豊かにしてきました。一方で地球そのものが持つ「生み出す力」を弱めるようにもなってしまいました。これは人類の存亡にかかわる問題です。

21世紀に生きる若者は、人類が直面している諸問題の解決に勇気を持って進んでいただきたい。そのためには一人の人間としてのしっかりとした基礎づくりが必要です。毎日の地道な観察や体験を通して、あるいは様々な文化に広く触れることで、柔軟で豊かな想像力、物事を見極める洞察力、そして知識や技術を生かす応用力を身につける一方、「人を敬愛する、報いる、助ける」といった人徳を高めていただきたいのです。

「希望の未来」を創る君たちへ

理事長

青木 徹

AI、ロボットの著しい進化、情報化やグローバル化は私たちの予測をはるかに超えています。しかしAIやロボットがどんなに進化しても、目標を自ら考え、自らの責任で行動することはできません。

そこで、開智学園では予測不可能な未来に向けて、自分のためだけでなく、人のため、社会のために学び「たくましく、創造的に生き抜く力」を育てる学びとともに「平和で豊かな社会の実現に貢献できる、リーダー・スペシャリスト」を目指し、将来専門的な分野で活躍できる学力をつける学びを行います。

私たちは、「希望の未来を創る」君たちを待っています。

主体的で探究的な日常を

watanabe

校長

渡邉 英樹

「生徒が主体的、協働的に学ぶ」「知識や思考を基盤として、探究的な学びを実践する」ことを重視しています。開智学園の教育方針に基づいて、国際バカロレアMYP・DPを取り入れているからこそ、「主体的で探究的な日常」が望にあります。併設する開智望小学校から内部進学する児童生徒と、国内・海外のさまざまな小学校や初等教育機関から内部進学する生徒が融合・協同し合い、恵まれた環境と施設のもと、創造的でチャレンジ精神に満ちたキャンパス生活を送ることができます。日本国内の総合大学や有名大学はもちろんですが、専門性の高い大学や研究に特色のある大学への積極的なアプローチを期待します。また、DP生だけでなく、GMSコース・GLAコースの生徒も海外大学進学や国内大学からの留学など、世界に目を向けた進路選択・キャリア設計の可能性を追求してほしいと思います。

大村賞と大村智賞

-大村賞-

開智学園名誉学園長 大村理学博士・薬学博士に因み設立されました。本賞は、生徒の勤勉精神と探究心を称えることを目的とし、成績優秀な生徒に対して与えられます。

1.学業成績が優秀である

2.理学・理科に特に優れている

3.将来理科系分野での活躍が期待される

-大村智賞(開智国際大学 懸賞論文)

探究活動の一層の促進を目指すとともに、社会で起こっている様々な問題に対し、真剣に探求し、伝える力をもつ人を称え、支援することを目的に設立されました。

部門1.探究部門(探究レポート・論文)

部門2.英語部門(英語作文・レポート)

2023年度 大村智賞 受賞

部門1 探究部門

準優秀賞

山縣さん

「老老問題を解決していく方法」

佳作

古川さん

「コンビニ経営を始めることは有りか」

部門2英語部門

最優秀賞

中山さん

「To Spread the Attractiveness of Jazz Dance and Contemporary Dance」

準優秀賞

成さん

「Advantages, Disadvantages and Influences When AI Was Introduced.Can We Say AI Is Beneficial to Humans?」

準優秀賞

陳さん

「Women Need Equality」