16歳から19歳までを対象とした、大学やその後の職業分野で必要とされる学問的スキルを見据えて設計されたプログラムのことを「DP(Diploma Programme)」とし、これまでの学びを経て系統的に深めてきた学習経験を基に、さらに概念的に思考し、国際的な視野を持つことを大切にしています。
教科の学習は、より専門的な学問領域に基づいて組み立てられ、学習においてはMYPで獲得した「概念」を様々な事柄に対して自身で見出し、深めていくことが求められます。
カリキュラムの中核には、「知の理論(TOK)」「課題論文(EE)」「創造性・活動・奉仕(CAS)」と呼ばれる3つの〈コア〉カリキュラムが設定されています。学習者は3つのコアを通して、各教科で学んだ知識を批判的に再検討したり、現実世界と結び付けたりしながら、自身のアイデンティ理解を深めていきます。
本校では、11・12年生(中等5・6)を「DP」と位置付け、国際バカロレアプログラムの集大成として、未来に羽ばたく子どもたちに確かな自信と生涯学ぶ力を身につけます。
なお、国際バカロレアは「IBCP (Career-related Programme)」という16から19歳までを対象としたキャリア教育・職業教育に関連したプログラムも提供していますが、本校では実施していません。