総合学習・奉仕活動

開智学園の学びと国際バカロレア教育を融合させて創り上げる本校の学びにおいて、教科の学力の定着を図るのはもちろんのこと、総合学習をもう一つの軸として大切にしています。


これまでに教科の学びを深めて創り上げた自身の土台のもとに、総合学習の実践を積み重ねることで、主体的であり、多様性を意識できる協働的な学習者を目指します。具体的なコンテンツの中心は、「個人探究」「奉仕活動」そして「フィールドワーク」です。


特に個人探究では、教科の学びを深める中で自分が夢中になって取り組みたいものが見えてくること、活用するスキルが着実に身につくことを目指します。毎日の学びの延長線上に、自分の興味関心を存分に掘り下げる個人探究があることを意識し、実践から夢中になる楽しさを知り、さらなる学びの意欲につながるようなプログラムを展開します。

総合学習担当者より

総合学習担当 峰岸巧先生

各教科での充実した学びを土台として、まさに「総合学習」の名にふさわしい時間を通して子どもたちに無限の成長を遂げてほしいと願い、学びをデザインしています。


本校は、12年一貫教育に基づいた系統的な学びの場であるからこそ、この総合デザインに大きな可能性を感じることができると考えており、PYPにおいて週に5.5時間、5年間の時間をかけて教科の枠をこえた「探究」の授業を実践してきたナレッジを大切に、MYPでは教科横断型のコンテンツを展開します。
また、開智学園の系列校でも実施している「個人探究」については、本校では「自分の興味関心から掘り下げること」への意識を強く持つよう伝えています。

教科の学びで気になったこと、自分が普段から好きで夢中になっているものをより進化させること、頭に思いついたことを数多く調査した結果をまとめる中で見えてくること…子どもたちの数だけ様々な個人探究のスタートがあります。

 

我々教員は、そんな子どもたち一人ひとりの自分らしさを大切にしながら、寄り添い、声をかけ、後押しをする指導を心がけています。こうしたアプローチにより「長期休みに宿題として個人探究に取り組む」段階から「日々気になることについて少しずつ探究し、その継続性がやがて大きな成果や力になる」理想の姿を目指し、総合学習の指導においても教師が一丸となって研鑚し続けています。

得意を生かした奉仕活動

「奉仕活動」という言葉は、募金をしたり自宅周辺の清掃をしたりと、小さな規模のものから、たくさんの人を巻き込んで特定の地域の困りごとを支援するといった大きな規模のものまで、多岐にわたる活動を意味します。
今後、本校で展開していく奉仕活動においては、少しずつ規模を大きく、そして継続的に実施できることを大切にします。継続性の中で得られる意識の変化、スキルの習得、視点を変えて理解を深めることを重視した活動を行い、その先には自分の得意を生かした活動につながることを想定しています。

 

本活動が、日々の学びを活かしながら継続的に取り組むチャンスであることは、個人探究と同様です。興味関心から個人探究を進化・深化させることと同様に、自分の得意なことで他者に貢献できる活動を重ねることが奉仕活動を進化・深化させ、開智学園の理念の実現に向かいます。

 

例えば、得意なピアノの演奏をイベントとして企画し、様々な人の気持ちを癒すために活動したり、絵を描くことや作品の制作を現地の方と一緒に行うことで地域の活性化につなげたり、本校の子どもたちの持つ様々な「得意」により実現可能性のある活動の芽を大切に育みます。