道徳の授業では、「動物愛護」「情報リテラシー」「通学のマナー」などのトピックを通して、様々な考え方があることを理解し、また「哲学対話」を通して多様な価値観を尊重する精神を養います。
「哲学対話」とは、答えが1つではない問いに対して、じっくり考え、意見を出し合います。指名された児童のみが発言でき、他の子どもたちはその発言をじっくり聞きます。答えが決まっているわけではないので、発言者は誤りを指摘される心配をすることなく、参加者全員が楽しく集中して考えに没頭できます。
対話のテーマは、「生きること、死ぬこととは何か」「争いとその解決はどのようにして社会を変えるのか」など、大人でも明確な答えを持たないものが多く、こうした活動を通して、本校の子どもたちは主体的で対話的な深い学びを体験します。