5学年は、第三次産業に焦点をあて、企業と起業、企業と地域の関係について探究するべくフィールドワークを行います。
「組織と社会は影響し合っている」というセントラルアイデアの下、鉄道を中心とした都市開発、百貨店などの流通事業、観光事業を展開した阪急電鉄創始者である小林一三の記念館や阪急電鉄本社にてセミナーを受講し、インタビューを行います。
また、海遊館では従業員の働き方を見せていただき、日清の記念館ではカップラーメンができるまでの工程を学びました。 最終日には、起業家ミュージアムで様々な起業家の方から生い立ちや偉業についてお話しいただきました。
フィールドワークを通して、一言に「第三次産業」といってもその形態は様々であること、企業ごとに創業者たちが掲げた理念があり仕事を通じてその理念を体現していること、地域の発展に密接に関わっていることを理解しました。
子どもたちは、学校に戻ってから「では、私たちという個人、そして組織が社会に影響を与えていることは何か」を考察します。