進路指導(中等教育学校)

本校の理念は、「世界の人々や文化を理解、尊敬し、平和で豊かな国際社会の実現に貢献できるリーダーの育成」です。卒業後、子どもたちは自分の専門性を磨くことのできるそれぞれの場所に進み、社会に貢献できる確かな力を持って活躍の場を実社会に展開します。自分の専門性を研鑚できる場所にたどり着くことは自己実現の第一歩であり、自分が望む大学への進学を実現することはそのための通過点に過ぎません。

 

本校では希望進路の実現を目指し、進路指導を展開します。大学進学のための様々な学習環境の整備にも注力しますが、本校において一層大切にしていることは「自己探究」です。つまり、学校生活を通して自分自身をしっかりと理解することを目指します。

 

「得意を伸ばす」ことは、自分の得意をしっかりと理解しているからこそ実現が可能になります。奉仕活動を通じてやりがいを得ることは、どんな場面で自分が動機付けされるかを理解しているからこそ実現できます。

 

自己管理スキルや感情の変容をはじめとした自分自身の理解に努め、中等教育学校での6年間での自己探究が自分の未来をデザインするキャリア教育となるよう指導を展開します。

6年間の進路学習プラン

本校では、すべての学びにおいて「Reflection」(振り返り)を徹底して実践します。これにより、学習内容だけでなく学習方法についての自分の取り組みを理解し、よかった点を受けとめながらもっとよくなる点を常に考え、意識して次の学び方に活かすことができます。日々の積み重ねの下で、最終的な進学に向けた自身の学習スタイルを確立することを大切にしています。

 

また、外部との接点を積極的に設けながら様々な職業に触れる機会についても、一定の期間だけでなく、継続して総合学習や校外学習の中で取り組みます。

系統的・継続的な進路学習
学年項目内容
7年生自分自身の過去現在を理解これまでの6年間の自己探究
8年生未来の理解自分の理想とするこれからの生き方の探究
9年生実社会の理解外部との接点を通した職業・選択肢の探究
10年生国内外・文理の選択先輩との対話を通した進路の探究
11年生学習方法の確立自分にあった学習方法の探究の完成
12年生努力による自己実現目標実現に向けた自分の可能性の探究

ALL IN SCHOOL

開智学園の進学実績に対する特徴として、多くの生徒が「塾や予備校などの外部機関を利用せずに、開智における学びに基づいて希望の進路を実現する」という点が挙げられます。

 

本校においても、この「ALL IN SCHOOL」の実現を想定しています。 ALL IN SCHOOLの実現においては、「共に学ぶ」学び方を低学年から身につけていることが大きなカギになります。

 

自然に、グループワーク、学び合い・教え合いを活用した学び方を身につけている子どもたちは、学びの中で継続的にセルフマネジメントスキル、つまり自己管理のスキルを高めているため、こうしたALL IN SCHOOLの環境においても自分のパフォーマンスを高めることが可能となります。

放課後特別講座、入試直前講習

11年生(中等5)の後半から、通常の授業の後に国公立・私立、文系・理系、教科別に様々な講座を設計、生徒は希望進路の実現に向けて自分の希望する講座を受講します。11年生(中等5)は2時間、12年生(中等6)は3時間の講座とし、受講料はかかりません。

 

これまでの学びで培ってきた各教科の知識・スキル、教科を超えた概念理解・スキルの土台をさらに研鑚し、自分たちが実現したい進路に応じた受験に必要なスキルを身につけます。なお、講座の後には自習室でそれぞれの学習に取り組み、学んだことを定着させる時間を大切にします。

 

また、入試直前には「入試直前講習」を開講し、より具体的に最終調整ができるように講座を用意し、直前まで生徒をフォローします。

グローバル文系・理系コース(バカロレア・デイプロマクラス)に関しては、国際バカロレア教育ディプロマプログラムの学習内容に対して、授業の時間以外にさらにフォローすべき内容についての講座や、希望の進路実現に向けた講座を今後検討し、展開する予定です。