主に算数の授業および家庭学習において活用しています。
AIの使用により、Qubena自体が子どもたちの学習状況を把握し、解答状況に応じて自動的にその子の理解度に合った問題を提示します。また、学習状況は教師にも共有されるため、一人ひとりの子どもたちがどのような問題につまずくのか、多くの子どもたちがミスをしている箇所など統計的なデータに基づいて、授業のポイントを定めることもできます。
その他にも、学習者自身の興味に応じて当該学年以上の問題を自主的に学習したり、既習部分の復習をしたりすることも可能です。
Microsoft Word、Excel、PowerPointに相当する機能をもつGoogle ドキュメント、スプレッドシート、スライドなどを使用し、プレゼンテーション資料を作ったり、テキストを作成したりしています。
G suiteには「共同編集機能」があり、子どもたち同士が学び合うには最適なツールです。
また、Google classroomを用いて課題の配付や回収、採点を行うことで、クラウド上に保存される資料や解答を後に振り返ることも可能となります。
英語圏の小学校などで多読教材として使われている英語のオンライン型図書システムです。
29段階のレベル別に、およそ20,000円のオンライン図書にアクセスすることができます。
詳しくは、本校の英語学習についてのページをご覧ください。
3学年の「街の歴史の探究」を例に、ICTを用いた学び合いの授業を紹介します。「街には街ごとにアイデンティティ」があるというセントラルアイデアに基づき、ある年は、日光や浅草など歴史的な特徴のある街と、学校の所在するつくばみらい市・守谷市にフォーカスを当て、その街ならではの特徴を探究しました。
そして、学習の中でどんな街にも歴史があり、その積み重ねが街のアイデンティティになることを知った3年生は、自分たちでもテーマを持って街を創りたいと考えました。
自分たちがどんな街を創りたいかについて、コンセプトシートを作成しました。そのシートは、クラスメイトであればお互いにいつでも見ることができます。 お互いの意見の共通点や相違点を見つけることで、「綺麗な街だね!」「私の街にも温泉を作ってみる!」などのコメントをし合い、より良いアイディアを生み出すことができるようになります。
次に、実際に画像を使ったり、図を描いたりしながら自分なりの街をつくります。それぞれのコンセプトシートに基づき、「ゆっくりできる街」「自然が豊かで歴史がある街」などのテーマに沿って街づくりを行います。ここでも、お互いの成果物をより良いものにするため、活発に意見交換が行われています。また、こういった活動を通して「著作権」や「参考文献」の考え方を少しずつ学習します。
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